こんにちは! 日曜日の昨日、XEN GROUP本社辺りはスコールの様な雨が降ったせいか、朝は少しだけ暑さがマシに感じました。
大窓からの景色も、田んぼの稲がすくすくと育っていて、緑!!です。
その後、気温はぐんぐん上がっていったので、ちょっと工場で作業をしていると汗びっちょりになってしまいました。本当に熱中症に気をつけなくてはいけません💦
今では、工場内の製作品を見渡すと鉄製品とSUS(ステンレス)品の割合が半々、またはSUS品の方が多い時もありますが、昔はそうではありませんでした。
ほとんどが鉄製品で、それは、塗装する製品がほとんどだった、という事になります。
取り扱う製品が変わっていく時、その意識が足りず、失敗することが多くありました。
塗装品は、溶接のあと、塗装の前に下処理をします。溶接でついたサンダー跡を直したり、下地を整えたりという工程です。
食品機械や医療機械のほとんどは材質がSUSで塗装を施しません。それは、製作工程でキズをつけない様に十分に注意をしなければならないことになります。
他にも、アルミ品は、例え塗装をする製品だったとしても柔らかくてキズが付きやすいので、同じく取り扱いに細心の注意を払わなくてはなりません。
こちらは、全てSUS品です。ピカピカです!
昔はどの工程でも毛布の上に製品を乗せていましたが、繊維に小さな切子(金属の削りかす)が絡まって、それによってキズがつくこともあったので、毛布の上には置かない様なルールに変更されました。
塗装品から塗装無し品への意識・・・。身に付いた習慣や感覚を変える為には、理由や必要性をしっかり理解していないと難しいです。
昔、外注さんにお願いするしかなかった「研磨工程」が今は社内にありますが
無駄な作業をしなくて良い様に、注意喚起を行いながら製品づくりに取り組んでいます!