皆さん、こんにちは！モンゴル人社員のドルジです。
今回は、XEN GROUP社員である私がロータリークラブで発表を行ったことについてお伝えしたいと思います。
発表の内容は、ロータリー奨学生としての経験と、そこでの学びを活かした新しい社員生活についてでした。
リーダーの宮地さんも一緒に参加してくれたおかげで、私の発表はより力強いものになりました。
まず、なぜ自分が高松南ロータリークラブで発表することになったのかを説明します。
私は2019年に来日し、日本の大学院に進学するため、3年間日本語の勉強を含めて努力してきました。修士号を取得することができましたが、同じように日本の大学院で勉強したいと考えているモンゴルの若者が多くいる一方で、進学に関する情報や指導が不足しているため、困っている人が多くいる状況を知りました。そこで、香川大学でMBAを勉強している間に、モンゴルの若者を支援したいという思いから、オンラインで進学指導を行う塾を立ち上げるための研究を始めました。この研究を通じて、ロータリーから奨学金を受け、米山奨学生として高松南ロータリークラブに所属していたのです。そのため、今回は支援を受けた奨学生として、社会人になった後の状況をクラブの皆様に報告しました。
発表は、2つの部分に分かれていました。
発表の前半：去年の目標の振り返り
中期的および長期的な目標を振り返りました。中期的目標は、より多くのモンゴル人が日本の大学院で学び、彼らの生活が向上するようサポートすることです。長期的目標は、幼少期から親が大切に育ててきた家畜の価値を高めるビジネスマンになること。この夢に向かって、日本が経営学やビジネスを学ぶのに最適な場所だと考え、日本留学を決意したと話しました。
発表の後半：目標の実行と進捗状況
大学院卒業後、産業機械や食品関係の大型機械を製造している、株式会社XEN GROUPに就職したことを報告しました。
XEN GROUPに入社し、新入社員として、リーダーや先輩方に優しく指導してもらいながら、一歩一歩成長していることを述べました。また、自身の長期的目標に向けて「XEN-MONGOLIA」を立ち上げるために努力していることも話しました。中期的目標に関しては、香川大学大学院で協力研究員として研究を進め、日本人教員と共にモンゴル人学生をサポートし、すでに2名を大学院に進学させることができたと報告しました。
最後に、いつも温かく迎えてくれる高松南ロータリークラブの皆様への感謝の気持ちを述べ、発表を終えました。
私は、モンゴルの遊牧民の生活に貢献したいという強い意志を持っています。同時に、いつも応援してくださる高松南ロータリークラブの皆様やXEN GROUPの先輩方の期待にも応えたいと思っています。
モンゴルには、まだ技術や産業が発展していない分野が多く、素晴らしい文化とともに受け継いできた資源が十分に活かされず、MOTTAINAI状況になっています。XEN GROUPの技術や製品を通じて、モンゴルの産業発展に貢献できると信じています。今後も長期的目標達成に向け、「Win-WinでWell-beingな世界」を目指して、XENGROUPの社員として全力で頑張ります。
