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溶接ロボット

こんにちは。朝晩はまだまだ冷えますが、昼間は徐々に暖かくなってきましたね。
子供の頃から、「東大寺のお水取りが終わると春が来る」と母親が言っていたことを思い出しますが、具体的にはどんな行事なのか知りませんでした。ネットで調べてみると、「正式名称は修二会(しゅにえ)で、仏の前で罪過を懺悔する事を目的としたもので、3月1日から14日までおこなわれている。その間、心身を清めた僧が十一面観音の前で宝号を唱え、荒行によって懺悔し、あわせて天下安穏などを祈願する。12日の深夜、若狭井(わかさい)という井戸から観音さまにお供えする「お香水(おこうずい)」を汲み上げる「お水取り」儀式が行われる」とありました。
天下安穏。今はコロナもそうですが、ロシアによるウクライナ侵攻が終わること、世界の平和を祈りたいです。。。

気温の方は、週間天気予報を見ても暖かい日が続くような予報になっていますね。日も長くなってきました。いよいよ春です。

さて、毎日の様に現場を回ってみんなの仕事の様子を見ている中で、「あー、この大きいのを溶接しているところを撮りたいなぁ!」と思いながら通り過ぎ、次の日に行ってみると周辺の片づけが始まっていて、「もう終わりました~!」ということがよくあって。「あららーー。。。」ってなります。

タイミングって逃したらダメですね。

 

それから今日は、このところファイバーレーザ溶接機が活躍しているのでそちらをご紹介します。
弊社に今1台あるその溶接機は、加工ヘッドにCCDカメラが内蔵されている溶接ロボットです。一連の溶接動作を記憶させ

 

パーテーションの外に出てからスイッチON! 記憶させたラインを溶接していきます。溶接が難しいアルミやステンレスも気密性が高い滑らかなビードできれいな高速溶接が可能です。溶接スピードが速いために金属に加わる熱が必要最小限ですむため、溶接熱によるひずみがほとんど発生しません。それでいて従来のレーザ溶接よりも熱交換率が非常に高い為、電気代などのランニングコストも大幅に削減するエコなロボット。

 

溶接のノズルが入らない様な狭い隙間の溶接も出来ます。

 

大きな製品にもこの溶接ロボットは力を発揮しています。

 

仮付けを終えたこの長い製品も、つなぎ目をファイバー溶接する為に順番待ちです。

XEN GROUPではこのようなロボットも使いながら製品づくりを行っています。

技術はどんどん進化しますね。人も負けてはいられません。笑

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