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ネスティング工程を紹介します

お疲れ様です! 今日はとても良い天気で、仕事してるのがもったい様でしたね。・・・叱られますね😆

第6工場の工事も進んでいる様です。

 

今日は、ネスティングのお仕事をご紹介したいと思います。

多くの金属製品は、曲げたり溶接したりして様々な形に加工されていますが、もともとは板の状態から抜いて加工していきます。

 

ネスティングは、板に部品(パーツ)を割り付けたデータを作る作業になります。洋服を作る時に、布に型紙を映していくようなイメージです。

主に2人、HさんとH君で行っています。2人ともネスティングを始めてだいたい3年目くらいです。

板や鋼材を切断する加工機は4台あって、材料や板の厚さによって効率を考えながらそれぞれの加工機にデータを作っていきます。

部品番号や必要数を入力してデータを作るとシステムが自動的に板データに割り付けしてくれるのですが、金型で抜く部品、レーザで抜く部品の配置を確認しないと、機械が止まってしまったり、最悪機械が壊れてしまうこともあるそう。怖い・・・😱

2人とも、最初は材料の種類、金型の種類を覚えるところから始めたそうですが、その他にもルールとして覚えなければならないことがたくさんあって大変だったと思います。

Hさんは、「ベテランの先輩Kさんに『分からなかったら聞いてね』と言われても何を聞けば良いのかも分からなかったんですよ!」と。笑

H君も、「少しでも歩留まりが良くなるように時間をかければいくらでも時間がかかって、でも仕事の効率が悪くて、どこまで求めるのが正解なのかが分からなかった」と笑って話してくれました。

 

2人とも最初は苦労した様ですが、知識と経験を増やした今は「仕事が楽しい」と言ってくれています。

 

2人が作ったデータの指示書を下の工場に持って降ります。

あとは、機械工程で作業効率や板の在庫状況、工程納期を考えながら優先順位を決めて抜いていきますが、ステンレスの様に高価な材料は余分な在庫を持たずにネスティングの2人が都度発注しているので、抜く順番を決める機械工程と連携を上手くとらないと「今日抜くはずの材料がない・・・」という状況になりかねません。

こちらは機械工程のNさん。

機械場にあるたくさんの金型。

板から必要な部品を抜いた後の端材です。もったいないことにならない様に配置されています。

ある程度の大きさの端材は在庫管理されて、出番を待っています。

それでは、ネスティングの2人が作ったデータによって機械が板を抜いている様子をご覧ください。

板の動かせ方が凄いですよね! 私がいつまでも見ていたくなるやつです。笑

 

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