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塗装前の下処理

みなさん、週末はどこかにお花見に行かれましたか?
どこも桜が満開で見とれてしまいますよね。そして今年は桜の花びらを落としてしまう春の嵐もなく、気温も低めなので桜を長く楽しめる気がします。

XEN GROUP本社の目の前にある山もうっすらと表面に明るい緑色が出てきました! 木々にも少しずつ若葉が出てきたようです。

私たちは毎日この山を見て、季節の移り変わりを感じることが出来ます。(みんな感じてるかなぁ・・・😅)

そんなことを考えながら、ふと、「あれ!?この山、何ていう山だろう・・・。」と思いました。この場所に勤めて16年目になりますが、今まで気に留めたことが無かったです。という事でネットで調べてみると、これは「日妻山(ひづまやま)」というらしいです。そして、登山道もあるみたい。「YAMAP」というサイトでは、このあたりの山歩きをしている方の様子を知ることが出来ました。私もやってみたいなぁ。と思いましたが、動物と遭遇すると怖いのでワイワイ言いながら、みんなでですね。笑

さて、今日は、塗装前の下処理について紹介したいと思います。

工程の流れは、まず、溶接完了後に溶接によって出来た凹凸を整えます。

その後、油を落とすための洗浄を行います。

乾燥させた後にペーパーで表面を滑らかに整えます。

 

そして、微妙な凹凸も無くすためにパテを施します。

パテが乾いたら、更にペーパーで整えてきれいにします。

 

そうして、ようやく塗装です。

塗装の仕上がりについてお褒めの言葉を頂く事があります。きれいな仕上がりの製品を作るベストは、全ての工程において一発オッケー! 不具合を直そうとすると時間のロスになるだけでなく、場合によっては見た目にも影響することがあります。それは、どの工程においても起こりうることです。

その為に、良い設計(図面)、最適な展開、きれいな抜き、正確な曲げ、図面指示通りで美しい溶接、洗浄も充分に、そして、下処理、塗装。

過去には、下処理が十分でなかったり、パテが悪影響して塗装がきれいに仕上がらなかったこともあります。

 

きれいな製品の為に「次工程はお客様」と思ってモノづくりを進めなくてはなりませんね。

 

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