今日は、数ある塗装の中の「重防食塗装」というものについてお話したいと思います。
塗装の種類がたくさんあるのは、その製品が、どんな材質で、どんな環境に置かれるかということが多種多様だからです。
屋内で特に酸性が強いといった様な問題がない、標準的な環境に置かれるものに対しては、標準的な粉体塗装を１回塗りで行えば問題ありません。
しかし、屋外の、それも海のそばで常に潮風に当たるような環境に置かれるものに対しては、材質にステンレスを使ったり、塗装もそんな環境に耐えられる重防食塗装にしておかないと錆が発生して耐久年数も短くなってしまいます。
重防食塗装は防食性、耐候性に優れています。
現場にちょうど、重防食塗装の下塗りしたものがありました。この赤錆び色のものがそうです。
重防食塗装は結構手間がかかります。
この下塗りは、窯に入れて焼かないタイプのものです。
そして、この下塗りの後に、中塗りをして、その上に上塗りを行います。全部自然乾燥です。
そして、次の写真は「コーキング」を行っているところです。水漏れや水の侵入を防ぐための工程です。
XEN GROUPでは、お客様のご要望に応じて様々な塗装を行っています。
その仕上がりに高評価を頂くことも多いんですよ😄
社員は当たり前だと思っているそのクオリティですが、お褒めの言葉をいただくと、やはり嬉しくてモチベーションが上がります。
とは言え、時には膜厚不足やごみの付着などの不良でお客様にご迷惑をお掛けすることもあります。
新たな５７期も、決められたルールを守って、みんなで良い製品づくりを行っていきます。
