MOOZ & COMPANY Myanmar

ミャンマー工場編 by 佐藤M

ミャンマー三日目の7月3日(月曜日)~7月4日(火曜日)

7月3日午前中は「MOOZ&COMPANY myanmar」が受注した物件の打ち合わせでお客様のところを訪問しました。

某飲料メーカー(ウイスキー製造)で、ヤンゴン中心部から車で一時間半ほどの郊外にありました。
ここのウイスキーは、味が甘いとお聞きしました。消費量はとても多いそうです。

移動中の車窓からは、かなりの田園風景が広がりますが、現地スタッフいわく、

「ここは、まだそれほど田舎ではないですよ」とのこと。道中で大きな工場の建設風景も見られました。

道路脇には露店が並び、農村があり、鶏や牛もあちらこちらで歩いている、そんな光景が広がります。

この飲料メーカーでは、工場増設に伴い生産ラインで使用する大型のステンレスタンクが必要らしく、
現地工場ですでに8基のタンクを受注しているとお聞きしました。

しかもタンクの基礎工事も進んでいて、工期も急がねばなりません。秋から順次据付となりそうです。

工場の写真撮影はできないので、打合せ後の集合写真だけお見せします。

午後と翌日は「MOOZ&COMPANY myanmar」の工場に向かいました。

初めて訪れるティラワ経済特区は、ヤンゴン中心部から南東に20kmほどの場所にあり、自動車で1時間くらいです。ヤンゴン川を渡りましたが、かなり大きい川でした!

ティラワ経済特区は、広大な敷地と数多くの企業があります。アクセス道路もきれいに整備されていました。

ただ、コロナ禍とクーデターの影響で、稼働していないであろう静かな工場も複数見受けられました。

入口ゲートをくぐってから、MOOZ&COMPANY myanmarの工場まではかなりの距離がありましたが、辿り着いた時の強い印象は、やはり「本当にミャンマーに工場があった!!」という実感でした。


現地社員がいて、しっかり稼働している様子も非常に嬉しかったです。

大型タンクの製作にあたり、材料で使うステンレス鋼材は中国製のものを調達予定で計画しており、その価格は日本では考えられない格安の相場感。

商社との値決め・発注をスピーディに行ないました!

現地社員が、自分たちの人脈で商機を掴み、商談を進め、製作の段取りを練り、コストと工程を必死に考えている。

日本からのサポートが必要ではなく、自分たちで自発的に行動している自信と誇りに満ちた姿が印象に残ります。

日本でもなかなか見ないような大型ステンレスタンクの製作が、良い緊張感の中でスタートしています!

他の引き合い案件も待ち構えており(しかも大規模物件)、工場のフル稼働が現実となってきましたね。

弊社社長もサンテックの青木社長も、現地工場の躍動感に安堵と興奮を感じていました。

我々も日本の工場でしっかりとモノづくりに励まないといけない、皆で回想しながらの帰路となりました。

 

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